自由契約となる楽天田中将大投手(36)が26日、楽天モバイルパークで取材対応した。球団から野球協約の減額制限を超える来季年俸を提示され、24日に自身のYouTubeチャンネルで「来季の契約を結ばずに新たなチームを探す」と表明していた。田中将…
自由契約となる楽天田中将大投手(36)が26日、楽天モバイルパークで取材対応した。球団から野球協約の減額制限を超える来季年俸を提示され、24日に自身のYouTubeチャンネルで「来季の契約を結ばずに新たなチームを探す」と表明していた。
田中将は自由契約を望んだ理由について「一番は選手としてやっていく上で、一番はやりがいをどれだけ感じられるかってところが自分としては大きいですし、そこをいつも一番に考えて決断はしてきたので、たくさん考えましたし、その中でこういう答えを出すことにしました」と説明した。
今季推定年俸は2億6000万円。球団からは大幅なダウン提示を受け「オファーをいただいたっていう事実はありますけど、個人的にはもう…実質、居場所はないんじゃないかってぐらいの」という印象だったという。ルール上は再契約が可能だが「基本的にはもうやらなければ下がるっていうのは当然で、そこは受け止めて来シーズンもプレーするっていう気持ちではありましたけども。やはり球団からのいろんな部分ですね。ちょっともう出るしかないなと」と他球団でのプレーを模索する。
日米通算197勝で節目まで残り3勝に迫っている。「来シーズン、たくさん勝ちたい。200があるが、自分の中でゴールじゃない。もっと先があると思っています」と力を込めた。
球団は24日に30日提出予定の保留選手名簿に記載しないことを発表。12月2日に公示される保留選手名簿から外れ、各球団と交渉が可能になる。