日本ハムの達孝太投手(20)が北海道北広島市の球団事務所で契約更改し、今季の推定1000万円から増額でサインした。 プロ初勝利を挙げた3年目の今季を「1勝できましたけど、たかが1勝。これから長いプロ野球人生を繋げていきたいなと思うので、一…
日本ハムの達孝太投手(20)が北海道北広島市の球団事務所で契約更改し、今季の推定1000万円から増額でサインした。
プロ初勝利を挙げた3年目の今季を「1勝できましたけど、たかが1勝。これから長いプロ野球人生を繋げていきたいなと思うので、一歩踏み出せたいい1年」と振り返り、来季の目標として「1軍で1年間投げ抜いて15勝できる投手になりたい」と誓った。
このオフは単身渡米することを決断した。約20日間、アリゾナ州で投球動作の解析を行い、トレーニングを積む。「日本人ですけど日本人じゃないような体をしている。向こうの人にいろいろなトレーニング方法だったり、投げることだったり。感覚は近いものがあると思うので、そういう部分を吸収できたら」。194センチ、103キロの肉体を最大限生かす投球を身につける思いだ。
渡航費用は「多分増えると思うんですけど、確定でかかるのが300万円くらい」と明かし、年俸の増額分では「全然足りないです」と苦笑いする。それでも「1000億円稼げる可能性もあるので。それで1000億円稼げたら、どんな投資話よりもいい投資になる」。自身に対する先行投資と考えれば高くはない。
「このオフの期間で他の選手と差がつけられる期間になると思うので、誰よりもトレーニングして、差を付けたい」。米国武者修行で、スケールアップしてみせる。