広島・森浦大輔投手(26)が25日、マツダスタジアム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2800万増の年俸6300万円でサインした(金額は推定)。今季は被本塁打1本。来季は今年惜しくも逃した被弾ゼロを目標に掲げた。 1・8倍の昇給に「いろ…

 広島・森浦大輔投手(26)が25日、マツダスタジアム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2800万増の年俸6300万円でサインした(金額は推定)。今季は被本塁打1本。来季は今年惜しくも逃した被弾ゼロを目標に掲げた。

 1・8倍の昇給に「いろんな場面で投げたので、よくやってくれたと言ってもらった。とてもいい評価をしていただいた」と笑顔。53試合に登板して2勝0敗、17ホールドで防御率は2・51と安定した投球を示した。

 自身にとって今季最終登板となった10月3日・ヤクルト戦で、山田に一発を浴びたのが今季初被弾。「『打たれていないな』と思ったら最後に打たれました」と苦笑いを浮かべ「できるなら点を取られたくない。最少失点でしのいでいけたら」と、あと一歩で逃したシーズン被本塁打0本を来季は現実にしていく。

 ピンチでの火消しに加え、6月1日・ソフトバンク戦では、NPB史上19人目の3者連続3球三振。通称「イマキュレートイニング」と言われるレア記録も達成した。「行けと言われたところでしっかり抑えて帰れるようにしたい」。謙虚なリリーバーが新たなシーズンも奮闘を続けていく。