ヤクルト・高津臣吾監督（５６）が２５日、５６歳の誕生日を迎え「イケオジ」としての誓いを立てた。２年連続で５位と低迷するチームの立て直しへ。「選手もちょっと覚悟しておいてほしい」。厳しい戦いが待ち受けることは理解している。来季を見据えて、指…

　ヤクルト・高津臣吾監督（５６）が２５日、５６歳の誕生日を迎え「イケオジ」としての誓いを立てた。２年連続で５位と低迷するチームの立て直しへ。「選手もちょっと覚悟しておいてほしい」。厳しい戦いが待ち受けることは理解している。来季を見据えて、指揮官は早くも腹をくくった。

　勝利のためにはなりふり構わず、だ。非情な判断も「やります、勝つためなら」と言い切る。取材時には、練習のためにクラブハウスを訪れた石川を見かけると「石川の尻をたたいたり」と声を大きくし、高橋奎には「奎二がしっかりしないから」とハッパをかけた。

　全員で挑む３年ぶりの覇権奪還へ。「僕もみんなもいろんなものを犠牲にして向かっていかなきゃいけない。そういう意味の覚悟もありますね」。強い言葉で幕開けした５６歳。最後は笑って終わりたい。