◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 練習日(25日、東京よみうりCC=7002ヤード、パー70) 2年連続2度目の出場の鍋谷太一(国際スポーツ振興協会)は、午後からコースに姿を見せた。この日は練習…

◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 練習日(25日、東京よみうりCC=7002ヤード、パー70)

 2年連続2度目の出場の鍋谷太一(国際スポーツ振興協会)は、午後からコースに姿を見せた。この日は練習場でショットを確認すると、その後は練習グリーンに移動しパッティングを1時間ほど行った。

 鍋谷は出場圏外だったものの、欠場者が出たことにより繰り上がりで出場が決まった。「まさか自分まで出られるとは思っていなくて」と驚いた様子。「出られたことはめちゃくちゃ嬉しいですし、先週(カシオワールドオープン)は予選落ちしているので、少しでも今週いいプレーをしたいという、そういう気持ちです。最後にご褒美をもらえた」と喜んだ。

 昨年はカシオワールドオープンで優勝した勢いそのままに、初日は65で3位スタート。6位で迎えた最終日に失速し、12位でフィニッシュした。鍋谷は「(昨年は)疲労もあったし、技術的な部分も(足りなかった)。コースの難易度は高いと思うので、自分の技術力のなさで多分落ちていった」と振り返る。

 グリーン上でも、終盤にかけて精度が落ちていったという。今日のパッティングの練習の長さは昨年の経験に基づいたものもあると語り「グリーンのスピードもすごく出ていたので、試合に近い状態だなと思った。今のうちにタッチの部分を自分になじましていった方が、火曜日水曜日と楽かなと思った」と練習の意図を説明した。

 「棚ぼたで出られたからまずは楽しく4日間出来たらいいなと思う。その中で少しでも上位に食い込めるようにいいゴルフを目指して頑張りたい」と意気込んだ鍋谷。明日以降はコースを回り、28日の初日を万全の状態で迎える。