サッカースペイン1部リーグのレアル・ソシエダードがアスレティック・ビルバオとのバスクダービーに敗れたことでロッカールームがピリついた空気になっている。スペインのスポーツ紙・マルカなど複数メディアが伝えている。 口火を切ったのはイマノル・ア…
サッカースペイン1部リーグのレアル・ソシエダードがアスレティック・ビルバオとのバスクダービーに敗れたことでロッカールームがピリついた空気になっている。スペインのスポーツ紙・マルカなど複数メディアが伝えている。
口火を切ったのはイマノル・アルグアシル監督。試合後の記者会見で指揮官は「相手の方が上回っていた。言うことは何もない。最初の25分は気に入るものが何も無かった。我々はダービーを戦いに来ていなかった」と自チームの選手たちを酷評。60分に日本代表MF久保を交代させたことについては「私から見て今日ラ・レアルの選手は誰も素晴らしい試合をしていない。できることなら全員を替えたかった」と救いようが無かったとした。
これに異議を唱えた格好になったのが、主将でスペイン代表のFWミケル・オヤルサバル。敵地でのダービーでは4年続いて敗れている点についてミックスゾーンで問われ「僕らはずっと苦しい戦いが続いている。もしかすると試合プランをどう立てるか、どんなアイディアでやって行くかというところから見直さなければならないのかもしれない。僕らは何年もここで同じミス、または同じやり方をしていてそれぞれが自己批判をしなければならない」と、敗れたのは選手だけの責任ではないのとの見方を示した。