国内FA宣言組は受賞ゼロ 日本野球機構(NPB)は25日、今季のベストナインを発表した。セ・リーグ3位から26年ぶりの日本一を果たしたDeNAからは山本祐大捕手の1人選出にとどまった。また、「ラグザス presents 第3回 WBSC プ…
国内FA宣言組は受賞ゼロ
日本野球機構(NPB)は25日、今季のベストナインを発表した。セ・リーグ3位から26年ぶりの日本一を果たしたDeNAからは山本祐大捕手の1人選出にとどまった。また、「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」に出場した野球日本代表「侍ジャパン」からは3人の選出となっている。
山本は9月15日の広島戦で右腕に死球を受け、その後に骨折が発覚。ポストシーズンに出場することはできなかったが、108試合の出場で打率.291、5本塁打、37打点、OPS.723の出色の成績を残した。得票数は251で、侍ジャパンの正捕手を務めた坂倉将吾(広島/29票)に大差をつけた。
一方で同じDeNAからは、一塁手部門でタイラー・オースティン内野手、二塁手部門で牧秀悟内野手、三塁手部門で宮崎敏郎内野手が2位に入ったものの、山本以外の受賞はなかった。オースティンは打率.316で自身初の首位打者を獲得し、OPS.983もリーグ1位で117票を集めるも、183票の岡本和真内野手が受賞を果たした。
また、日本の準優勝に終わったプレミア12の侍ジャパンメンバーからは、パ・リーグ捕手部門で佐藤都志也捕手(ロッテ)、同三塁手部門で栗原陵矢内野手(ソフトバンク)、同外野手部門の辰己涼介外野手(楽天)の3人の選出となっている。
このオフにフリーエージェント(FA)宣言した選手では、海外FA権を行使した巨人・菅野智之投手が受賞。一方で国内FA組では、阪神の大山悠輔内野手が1票、ソフトバンクの甲斐拓也捕手は112票で、121票の佐藤に僅差で及ばなかった。(Full-Count編集部)