プロ野球阪神で主軸打者や代打の神様としてチームを引っ張った桧山進次郎さん(55)による朝日新聞キャッチボール教室(朝日新聞社、島根県朝日会主催)が24日、松江市上乃木10丁目の市営野球場であった。松江市や鳥取県米子市の小学生と保護者らの約…

 プロ野球阪神で主軸打者や代打の神様としてチームを引っ張った桧山進次郎さん(55)による朝日新聞キャッチボール教室(朝日新聞社、島根県朝日会主催)が24日、松江市上乃木10丁目の市営野球場であった。松江市や鳥取県米子市の小学生と保護者らの約60組が参加した。

 現役時代と同じ背番号24のユニホームを着た桧山さんはキャッチボールについて、「ボールを卵と思ってください。最後までよく見て、そおっと捕る。(グラブを前に出して)捕りにいっちゃうと割れちゃう」と捕球時のコツを伝授した。

 参加者は9分割された的にボールを投げる「ストラックアウト」などに挑戦。父母らがころがしたボールを子どもたちが捕球し、的に投げる「守備とスローイング」では、桧山さんが子どもたちの捕球姿勢や送球を見て「良いよ」「うまくなってきた」と声をかけた。

 桧山さんとキャッチボールもした松江市の小学5年樋ケ(ひのけ)泰士さんは阪神ファン。「桧山さんは野球の神様だと思った。格好良かった。キャッチボールはどういう練習をしたら、いい感じで投げられるかがわかった」と話した。(石川和彦)