第58回ステイヤーズステークス・G2は11月30日、中山競馬場の芝3600メートルで行われる。 シュヴァリエローズ(牡6歳、栗東・清水久詞厩舎、父ディープインパクト)は前走の京都大賞典が9度目の重賞挑戦。道中は中団でしっかり脚をため、京都…
第58回ステイヤーズステークス・G2は11月30日、中山競馬場の芝3600メートルで行われる。
シュヴァリエローズ(牡6歳、栗東・清水久詞厩舎、父ディープインパクト)は前走の京都大賞典が9度目の重賞挑戦。道中は中団でしっかり脚をため、京都の外回りの3コーナーからの下り坂で徐々に前との差を詰めた。手応え良く迎えた直線は粘る2着馬(ディープボンド)を頭差かわし、持ち味の勝負強さを発揮して待望の重賞初制覇を手にした。
香港ヴァーズの招待が届かず、こちらに目標を切り替えて調整は順調。長丁場では安定しており、重賞連勝は十分に可能だ。
アイアンバローズ(牡7歳、栗東・上村洋行厩舎、父オルフェーヴル)は昨年の覇者。4年連続の参戦となるが、過去3年は〈2〉〈4〉《1》着と相性が良く長期休養明けでも侮れない。
フルール(牝4歳、美浦・上原佑紀厩舎、父キズナ)は格上挑戦になるが、長丁場では堅実。ミクソロジー(牡5歳、栗東・辻野泰之厩舎、父オルフェーヴル)は休養明け3戦目で、そろそろ一変があっても。