広島は24日、来季のコーチングスタッフを発表した。1、2軍とも全コーチが留任。2軍では福地寿樹打撃兼走塁コーチ(48)が新設されたヘッドコーチを兼務する。球団が2軍にヘッドコーチを置くのは初めて。 鈴木球団本部長は「監督と話して、より福地…
広島は24日、来季のコーチングスタッフを発表した。1、2軍とも全コーチが留任。2軍では福地寿樹打撃兼走塁コーチ(48)が新設されたヘッドコーチを兼務する。球団が2軍にヘッドコーチを置くのは初めて。
鈴木球団本部長は「監督と話して、より福地が中心になって投手も含めて見る。投手のことも含め(1、2軍の)ヘッドコーチ同士がやり取りする形を作ろうかなと」と意図を説明した。
また、畝龍実3軍統括兼矯正担当コーチ(60)が2軍大野寮の寮長を兼任。迎祐一郎3軍野手総合コーチ(42)と、新任の野村祐輔3軍投手コーチ(35)はアナリスト部門も兼ねる。近年は「ラプソード」や「ホークアイ」などの機器が球界に導入され、球速や回転数などが数値化。データ的な観点から選手に助言を送る役目も肝要になる。
同本部長は「経験値に加えてデータで引き出しを持って接することができるようにと。データ野球に親しむ時間が必要かなという意味で」と説明。トレンドにもマッチした陣容で新たな戦いに臨む。