「JFL、鈴鹿1-1岡崎」(24日、AGF鈴鹿陸上競技場) 最終節で鈴鹿FW三浦知良(57)は後半途中から終了まで20分あまりプレーし、自ら持つJFL最年長出場記録を57歳272日に更新した。得点はならなかったが、シュートやFKなど見せ場…
「JFL、鈴鹿1-1岡崎」(24日、AGF鈴鹿陸上競技場)
最終節で鈴鹿FW三浦知良(57)は後半途中から終了まで20分あまりプレーし、自ら持つJFL最年長出場記録を57歳272日に更新した。得点はならなかったが、シュートやFKなど見せ場を作り、1660人の観客を沸かせた。
11番が帰ってきた。脚のケガによる欠場3試合をはさみ、先発した10月26日の仙台戦以来4試合ぶり出場。1-1の後半27分、拍手に迎えられると、追加タイムで味方のクロスに合わせ右足でシュート。惜しくも枠の左に外れ「今の実力ではあんなものです」とやや消化不良の表情を見せた。
今年最後の公式戦を終え「ケガ前よりコンディションはよくないが20分出られてよかった」と振り返った。満足といえない表情で「いいプレーもあったが、あまり乗り切れなかった。孤立してしまう場面もあった」と話した。
それでもタックルをかわしながらのドリブルなど、身体能力を誇示。クラブとの契約はプロ40年目の来季も続き「試合に向けていかに準備ができるか、エネルギーを出せるか。成長していきたい」と力を込めた。