「ラグザス presents WBSCプレミア12・決勝、日本代表0-4台湾代表」(24日、東京ドーム) 夢は無残にも砕け散った。日本は頂上決戦で勢いに乗る台湾にあらがうこともできず完敗。開幕戦からの連勝が8、国際大会での連勝は27で止ま…
「ラグザス presents WBSCプレミア12・決勝、日本代表0-4台湾代表」(24日、東京ドーム)
夢は無残にも砕け散った。日本は頂上決戦で勢いに乗る台湾にあらがうこともできず完敗。開幕戦からの連勝が8、国際大会での連勝は27で止まる波乱の幕切れとなった。井端弘和監督は険しい表情で「本当に全て私の責任だと思っています。選手には申し訳ない」と言葉を絞り出した。
皮肉なことに温存された相手投手にきりきり舞いさせられた。23日の直接対決で予告先発されていたが、急きょ変更され、決勝戦に回った林昱珉に4回1安打無得点に抑え込まれ、流れを失った。日本代表が主要国際大会で完封負けを食らうのは、2009年3月9日・第2回WBC1次ラウンドA組1位決定戦での韓国戦以来、5739日ぶりの屈辱だ。指揮官は「出てくるピッチャーに力がありました」と脱帽した。
11月の国際大会。シーズンの疲労が残っていたり、日本シリーズ終了直後に参加した選手もいた。「過酷なスケジュールで選手がよくやってくれました」と感謝。「精神的にも肉体的にも強くなった。自信をつけた選手もいると思います」。この悔しさをバネに26年WBCに向けて再スタートを切る。