J1浦和は24日、ユース監督の平川忠亮氏が今季限りで退任し、J3琉球の新監督に就任すると発表した。琉球は今季リーグ戦は12勝11分け15敗で14位。今季限りで退任する金鍾成監督の後任として就任する。 平川氏は浦和を通じて「浦和レッズで過ご…

 J1浦和は24日、ユース監督の平川忠亮氏が今季限りで退任し、J3琉球の新監督に就任すると発表した。琉球は今季リーグ戦は12勝11分け15敗で14位。今季限りで退任する金鍾成監督の後任として就任する。

 平川氏は浦和を通じて「浦和レッズで過ごした日々は決して忘れることはありません」「来シーズンからは浦和で経験した全てを生かし、そして浦和を愛した気持ち同様にFC琉球OKINAWAのために全身全霊をかけて取り組んでいきます。カテゴリーは違いますがJ1昇格に向けて闘うFC琉球も気にかけていただけたらうれしいです」とコメントした。

 平川氏は清水商(現・清水桜が丘高)、筑波大を経て2002年に浦和入り。クラブ一筋で17年間プレーし、J1、リーグ杯、天皇杯、ACLと主要タイトルは全て獲得した。18年限りで現役引退し、19年から浦和のトップチームでコーチ、今季からユース監督を務めてきた。今年5月にS級コーチライセンスを取得。来季はj3琉球で、自身初めてJクラブのトップチームを指揮する。