「大相撲九州場所・千秋楽」(24日、福岡国際センター) 大関豊昇龍がまさかの展開で敗れ、優勝を逃した。 立ち会いから勢いよくぶつかっていった豊昇龍。右の上手を取って投げを打ったが、琴桜にこらえられてしまった。直後、体勢を切り替えようとした…
「大相撲九州場所・千秋楽」(24日、福岡国際センター)
大関豊昇龍がまさかの展開で敗れ、優勝を逃した。
立ち会いから勢いよくぶつかっていった豊昇龍。右の上手を取って投げを打ったが、琴桜にこらえられてしまった。直後、体勢を切り替えようとしたが、ここで足がズルッと滑ってしまいはたき込みで手がついた。
動きにはキレも力強さもあっただけに、悔しい敗戦。花道を引き揚げる際にはぼうぜんの表情を浮かべ、支度部屋では悔しさをにじませ、風呂場に入ると「クソーッ!」という絶叫が響いた。
その後は「今日はいいっす」と一度は取材を断ったが、しばらくして「もったいなかった」と話し始めた。仕切り線で足が滑ったかと問われると、「そう」と言い「オレの流れだったのに」とも。「この思いは忘れない」と悔しさをあらわにし「来場所死ぬほどやり返す」と雪辱を誓った。