レスリングの東日本大学女子リーグ戦は24日、東京・自由が丘学園高で行われ、日体大の一員として出場した女子53キロ級でパリ五輪金メダルの藤波朱理が、試合後の取材で「階級は57キロ級に上げる決断をした」と階級を転向することを明かした。 理由に…

 レスリングの東日本大学女子リーグ戦は24日、東京・自由が丘学園高で行われ、日体大の一員として出場した女子53キロ級でパリ五輪金メダルの藤波朱理が、試合後の取材で「階級は57キロ級に上げる決断をした」と階級を転向することを明かした。

 理由については「53キロはパリ五輪が最後だと思っていました。自分の身長(164センチ)だったり普段の体重から考えると、57キロが一番自分のパフォーマンスを発揮できる。自分が一番動きやすい体重であるというのを感じていました」という。

 28年ロサンゼルス五輪では2階級制覇を目指すが「今まで階級を上げての連覇はいないと聞いているので、それほど難しいことだと思います。でも挑戦しがいがある。さらに強いレスリングを次の場所で見せたい」と力を込めた。

 この日はパリ五輪からの復帰戦で、59キロ級に出場。2勝し、17年9月からの公式戦連勝記録を139に伸ばした。