◆第44回ジャパンカップ・G1(11月24日、東京・芝2400メートル、良) 国内外から強豪が集まった秋の世界頂上決戦に14頭が出走し、クリストフ・ルメール騎手が騎乗した2番人気のチェルヴィニア(牝3歳、美浦・木村哲也厩舎、父ハービンジャー…

◆第44回ジャパンカップ・G1(11月24日、東京・芝2400メートル、良)

 国内外から強豪が集まった秋の世界頂上決戦に14頭が出走し、クリストフ・ルメール騎手が騎乗した2番人気のチェルヴィニア(牝3歳、美浦・木村哲也厩舎、父ハービンジャー)は初対戦の年長馬相手に4着に敗れ、オークス、秋華賞に続くG1・3連勝はならなかった。

 今年の牝馬2冠馬は、2012年の3冠牝馬ジェンティルドンナ、18年の3冠牝馬アーモンドアイに続く3歳牝馬3頭目のVを狙って参戦した。手綱を執ったルメール騎手は、木村調教師とともに昨年のイクイノックスに続く連覇も懸かっていたが、かなわなかった。

 勝ったのは武豊騎手が騎乗した1番人気のドウデュース(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)で、勝ちタイムは2分25秒5。2着は2頭同着で7番人気のドゥレッツァ(ウィリアム・ビュイック騎手)と8番人気のシンエンペラー(坂井瑠星騎手)だった。