<全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)>◇24日◇宮城県松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台(6区間42・195キロ)オリンピック(五輪)2大会代表のJP日本郵政グループ・鈴木亜由子(33)が5区(10・0キロ)に出走…
<全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)>◇24日◇宮城県松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台(6区間42・195キロ)
オリンピック(五輪)2大会代表のJP日本郵政グループ・鈴木亜由子(33)が5区(10・0キロ)に出走し、女子マラソン日本歴代3位の積水化学・新谷仁美(36)とのデッドヒーを繰り広げて、逃げ切った。区間4位の33分07秒で駆け抜け、1秒差をつけて先頭で最終6区の太田琴菜へタスキ渡し。チームは6区で差を広げ、4年ぶり4度目の優勝を果たした。
鈴木は2位の積水化学と22秒差の首位でタスキを受けた。4キロ地点で新谷に並ばれたが、そこから粘りの走りを披露。冷静に新谷の背後につけ、残り200メートルでのラストスパートで勝った。
X(旧ツイッター)では2人の激しい争いが話題となっている。「デッドヒート感動です」「2人とも素晴らしい走り」「鈴木亜由子さんのラストスパートめちゃくちゃ勇気もらう」「抜きつ抜かれつの好レース!」などの声があがっている。TBS系の中継で解説を務めた高橋尚子さんも「伝説に残るシーンだった」と称賛を送った。