京都12R・京阪杯・G3・馬トク激走馬=カンチェンジュンガ とにかくスムーズなレースを―。重賞の北九州記念(4着)では直線で前が詰まるロス。CBC賞(6着)も直線のさばきに苦しんだ。ともに上がりは1位、2位と重賞級メンバー相手でも引けを取ら…

京都12R・京阪杯・G3・馬トク激走馬=カンチェンジュンガ

 とにかくスムーズなレースを―。重賞の北九州記念(4着)では直線で前が詰まるロス。CBC賞(6着)も直線のさばきに苦しんだ。ともに上がりは1位、2位と重賞級メンバー相手でも引けを取らない末脚の持ち主だ。1番枠を引いた前走のオーロC(8着)もスタートで大きく出遅れながら、メンバー最速33秒2の末脚で0秒2差まで追い上げた。常に脚は使っているうえ、1200、1400メートル、左右の回り…条件も不問だ。

 中間はゲート練習を積み、ここへの準備を整えた。近走の着順は整わないが、直前の坂路の走りを見ても充実度はメンバー屈指。初騎乗の団野騎手の手綱に期待がかかる一戦。巧みにさばけば上位進出が見えてくる。