今年、東京・芝1800メートル以上で行われた重賞は13鞍。そのうち在厩調整の馬が制したのは日本ダービーのダノンデサイルだけ。この傾向を踏まえると、ジャパンCでも放牧帰りの馬に注目すべきだろう。 特にノーザンF天栄で調整された馬の成績は際立…

 今年、東京・芝1800メートル以上で行われた重賞は13鞍。そのうち在厩調整の馬が制したのは日本ダービーのダノンデサイルだけ。この傾向を踏まえると、ジャパンCでも放牧帰りの馬に注目すべきだろう。

 特にノーザンF天栄で調整された馬の成績は際立つ。先述の条件下では勝率18・8%で1位、3着内率40・6%で2位と安定感も光る。

 今回、同外厩帰りは2頭。2冠牝馬チェルヴィニアは当然有力だが、より間隔を空け、ここを目標に仕上げられたドゥレッツァの放牧効果がより大きいとみる。