◆明治安田J1リーグ第28節 浦和1―1川崎(22日・埼玉) 川崎が同点に追いつき、浦和と1―1で引き分けた。 8月に行われた試合が雷雨でハーフタイムで中止となり、0―1と川崎の1点ビハインドから行われた再開試合。原則試合中止時点で出場して…

◆明治安田J1リーグ第28節 浦和1―1川崎(22日・埼玉)

 川崎が同点に追いつき、浦和と1―1で引き分けた。

 8月に行われた試合が雷雨でハーフタイムで中止となり、0―1と川崎の1点ビハインドから行われた再開試合。原則試合中止時点で出場していた選手で再開の規定だったが、8月に先発していたMF脇坂が負傷欠場のため、控えだったFW小林が“先発”に抜てきされると、後半10分にDF三浦の左からのクロスを小林が頭で合わせて今季3点目となる同点ゴールを決めた。

 試合は1―1で引き分けに終わったが、起用に応えるゴールを決めた小林について、鬼木達監督は「このレギュレーションになって、誰をスタートにするか悩みましたけど、やはり点を取るというところでエースを入れるべきだろうと、最初から投入しました。トレーニングマッチも含めて悠は得点を取ったので、シンプルですけど、結果を残したので使った。今回、選手はトレーニングの中で難しい状況だったと思います。ヤス(脇坂)の分の1枠しか入っていけないという中で、誰が入っていくかアピールしないといけない状況だったので。そういう意味でいうと、そこで結果を出し、悠が本番でも結果を出したのは、本当に素晴らしい姿勢を見せてくれた」とたたえた。