「明治安田J1、浦和1-1川崎」(22日、埼玉スタジアム) 異例の“45分1本勝負”は、開始から1点ビハインドの川崎が猛攻を仕掛ける激しい展開。そして後半10分にDF三浦の左からのクロスを、FW小林が頭で合わせ、同点ゴールを奪った。 「前…
「明治安田J1、浦和1-1川崎」(22日、埼玉スタジアム)
異例の“45分1本勝負”は、開始から1点ビハインドの川崎が猛攻を仕掛ける激しい展開。そして後半10分にDF三浦の左からのクロスを、FW小林が頭で合わせ、同点ゴールを奪った。
「前半」が行われたのは8月24日。実に3カ月前となる。開始直後に降り出した雨中での試合となった一戦は、前半23分には浦和がMF渡辺のゴールで先制。ただ雨脚が強まり、ハーフタイム中に雷雨による試合中止が決定となった。
再開試合となった「後半」は浦和が1-0とリードした展開で、原則的に3カ月前の出場メンバーで行われる。ただ、故障や病気により出場困難の場合は中止試合のベンチメンバーから出場選手を選出。ベンチメンバーが同様にエントリーできない場合はベンチ外から補充できる。
川崎は中止試合でスタメンのMF脇坂が故障中とあって後半開始からFW小林に交代。浦和は8月に指揮を執っていたヘグモ監督が解任され、スコルジャ監督が復帰するなど前後半で監督が違うという事態となった。
同点に追いつかれた浦和も攻勢に転じるが、後半34分にMF松尾のシュートはポストにはじかれるなど、決定機を生かせず。川崎も勝ち越し点を奪えずに引き分けで終わった。