「明治神宮野球大会・高校の部2回戦、広島商3-0東海大札幌」(22日、神宮球場) 創部125年で春夏通算45度の甲子園出場を誇る広島商が神宮大会初出場初勝利を挙げた。 初回1死から5連打で2点を先制すると、二回1死一、三塁ではスクイズで追…

 「明治神宮野球大会・高校の部2回戦、広島商3-0東海大札幌」(22日、神宮球場)

 創部125年で春夏通算45度の甲子園出場を誇る広島商が神宮大会初出場初勝利を挙げた。

 初回1死から5連打で2点を先制すると、二回1死一、三塁ではスクイズで追加点。投げては先発した左腕・徳永啓人投手(2年)が六回2死まで無安打投球を披露。3点リードの六回は2死一、三塁を招くも丁寧にコースを突く投球で空振り三振。8回4安打無失点と好投した。

 「チームに貢献できるように、打たせていくことを心がけた」と徳永。「変化球が高めに浮いていたんですけど、キャッチャーが声をかけてくれて安心して低めに投げられるようになった」と笑みを浮かべ、打線の援護に「気持ちを楽にして投げられました」と語った。

 今秋は広島大会、中国大会を制して神宮大会に初出場。1世紀以上に渡る歴史に新たな1ページを刻んだ。