「明治神宮野球大会・高校の部2回戦、東洋大姫路6-1二松学舎大付」(22日、神宮球場) 東洋大姫路が二松学舎大付を下し、2006年の報徳学園以来18年ぶりとなる兵庫県勢の4強入りを決めた。 あっという間の先制劇だった。初回先頭もの渡辺拓雲…

 「明治神宮野球大会・高校の部2回戦、東洋大姫路6-1二松学舎大付」(22日、神宮球場)

 東洋大姫路が二松学舎大付を下し、2006年の報徳学園以来18年ぶりとなる兵庫県勢の4強入りを決めた。

 あっという間の先制劇だった。初回先頭もの渡辺拓雲内野手(2年)が一塁強襲安打で出塁すると、2死二塁から4番・木村颯太内野手(2年)の中前適時打で先制。二回はスクイズで追加点を入れ、無死二塁から3連続犠打を記録するなど小技も光った。

 投げては背番号「10」の左腕・末永晄大投手(2年)が先発して6回7安打無失点。初回以外は走者を背負い、得点圏の場面を4度招くもホームは踏ませず。2番手にはエースの阪下漣投手(2年)がマウンドに上がり3回2失点もリードを守り抜いた。

 末永は「おとといの試合で阪下が良い流れをつくってくれたので、集中して」と振り返った。「桑原はどの試合も信頼して任せている」と女房役に感謝し、次戦は横浜と激突するが「横浜高校は強いですが、絶対に勝てます」と力を込めた。