埼玉県川口市出身で、パリ五輪ブレイキンで金メダルを獲得した湯浅亜実選手(25)に対して、市は21日、その功績をたたえ市特別表彰状を授与した。 湯浅さんは市内の小、中、高校を卒業。大学も川口から通学していた。ブレイキンは小学生のころから始め…

 埼玉県川口市出身で、パリ五輪ブレイキンで金メダルを獲得した湯浅亜実選手(25)に対して、市は21日、その功績をたたえ市特別表彰状を授与した。

 湯浅さんは市内の小、中、高校を卒業。大学も川口から通学していた。ブレイキンは小学生のころから始めた。「川口は自然も豊かで公園でよく遊んだ。社会科見学で鋳物工場に行きベーゴマをもらいました」と子ども時代を振り返り、「小さい時の色々な経験や積み重ねが、ダンスという自己表現につながっていると思います」と話した。

 次回のロス五輪でブレイキンは競技種目に選ばれなかったが、「世界大会もある。しばらくは自分のレベルを成長させたり下の世代を育成したりする活動をしたい」と抱負を述べた。

 奥ノ木信夫市長からは表彰状のほか、市産品の皿、市のマスコットきゅぽらんの大きなぬいぐるみがプレゼントされた。(浅野真)