ドジャース大谷翔平投手(30)が21日(日本時間22日)、2年連続3度目のリーグMVPを受賞し、MLBネットワークの番組中継後に電話取材に応じた。大谷は今季打率3割1分、54本塁打、130打点、59盗塁。史上初の「50-50」を達成。DHの…

ドジャース大谷翔平投手(30)が21日(日本時間22日)、2年連続3度目のリーグMVPを受賞し、MLBネットワークの番組中継後に電話取材に応じた。

大谷は今季打率3割1分、54本塁打、130打点、59盗塁。史上初の「50-50」を達成。DHの選手として初のMVPを満票で受賞する快挙だった。

【大谷の一問一答は以下の通り】

-3度目の受賞。ピッチャーとして1球も投げずでの受賞となった

本来はもちろんピッチングをして、オフェンス面でも出続けてっていうのが、もちろんやりたいこと、自分に課されているというか、仕事だとは思ってるんですけど。それはできないっていうのは決まったので、オフェンス面でそれを補えるぐらいしっかりと活躍して。1年目ということもあったので、しっかりと活躍したいなっていうのは感じていましたし。そういう形で皆さんに評価してもらって光栄というか、すごくうれしい気持ちです。

-来年は投手でも。左肩手術をして来季に間に合うか

もちろんスタートから投げる、または打つっていうのを目標にはもちろん動いてますし。ただ、見通しよりも、少し状態があまり良くなかったので、時間がどの程度かかるかっていうのはわからないですけど、今はできることとしては開幕をもちろん目指してはいます。

-チームのみんなと祝杯を挙げたが、個人的には真美子夫人やデコピンとは

ロサンゼルスのセレモニーというかパレードが終わった後に、比較的すぐ手術だったので。本当に時間がなかったというか、その日から今日ここまであまり何もできずにというか、ベッドでじっとしてました。

-ワールドシリーズ制覇できたことも含めて3度目の受賞は

チームとして特別な結果を出した年に、個人としてもこういう風に評価をしていただいたっていうことはもちろん特別ですし。今後のもちろん励みにもなると思うので、引き続き来年以降もこういう風にチームとしても個人としても頑張りたいなと思ってます。

-1年前にドジャースと大型契約を結んで高い期待をされた。個人としては自分の期待にはどれくらい達したか

今年1年で言えば、ほぼ満点に近い結果だったので。個人は別としてというか、チームとしてやっぱり結果を出したっていうのが、満点に近い1つ要因かなとは思ってますし。高い期待の中で結果を出していくっていうのは、チーム全体としてプレッシャーがかかる中で、監督もそうですし、フロントももちろんそうですけど。その中で結果を出していくっていうのは、やっぱりみんな1年間ストレスがかかる中で難しいシーズンだったなと思うので。来年以降ますますそういう気持ちが強くなるとは思いますけど、さらにそれを超えていけるように全員で頑張りたいなと思ってます。

-2年連続で満票受賞の反応は

初めてこのリーグに来て、もう本当に他のチーム、チーム自身(ドジャース)もそうですけど、素晴らしい選手がいる中でこれだけ評価してもらったっていうのは本当にうれしいですし、自分自身の今後の励みにもなるし、本当に来年以降、頑張りたいなっていう気持ちにさせてくれました。

-新しくロバーツ監督の下でプレー。関係性や信頼は

監督との関係性は、もう数カ月で何年かプレーしてる感じかなと。そういう距離感というか、本当に数カ月で心地よくプレーできる環境っていうのがあったと思うので。本当にいい関係性で1年間、いい結果を出して終われたなと思います。

-メジャー挑戦の佐々木朗希とこのオフに話したり勧誘したりは

特に勧誘ってことはないですね。もう本当に去年の(WBCの)チームメートとして1年間やってきたので。(山本)由伸もそうでしたけど、本当にシーズン中も特に関係なく全員、去年プレーした選手たちは連絡取ったりとかはしてるので。本当に友達の1人として自然に話してる感じですかね。彼の意見っていうのを僕は尊重してますし、どこのチームを選んで彼なら素晴らしい成績を残せると思ってます。

-レギュラーシーズンで一番印象に残ってる試合

一番緊張したのはデコの始球式ですね。思い出に残ってるのは、やっぱりポストシーズン決まった試合かなと思いますね。

-現在のリハビリの状況は

今は主に可動域を広げていく作業をしていて、もう抜糸も終わって傷口は閉じているので。ついさっきから、体幹トレーニングと下半身トレーニングがようやくスタートしたという感じですね。