史上初の偉業には真美子夫人始め、家族の支えも大きかったという(C)Getty Images ドジャース・大谷翔平が現地21日(日本時間22日)、全米野球記者協会(BBWAA)が選出するナ・リーグの最優秀選手(MVP)を受賞した。【動画】ML…
史上初の偉業には真美子夫人始め、家族の支えも大きかったという(C)Getty Images
ドジャース・大谷翔平が現地21日(日本時間22日)、全米野球記者協会(BBWAA)が選出するナ・リーグの最優秀選手(MVP)を受賞した。
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フルタイムのDHによるMVPは史上初の快挙、両リーグをまたいで2年連続の受賞、通算3度目の満票も史上初となった。
今季の大谷は昨オフに行った手術の影響で打撃に専念する中、開幕直後こそなかなか本塁打が出ずに苦しんだ時期もあったが、得意の夏場に量産し、54本塁打、130打点の2冠王。59盗塁もリーグ2位となり、史上初の「50-50」も達成と持ち味の打撃に加え、「足」という新たな武器をアピールした1年ともなった。
MVP発表時には愛犬デコピンと真美子夫人も同席。昨年のMVP発表時に同席したデコピンに加え、今季は真美子夫人と年々増えていく家族にも支えられた1年となった。
MVP受賞が決まった瞬間は横にいた真美子夫人と抱き合ったあとに、グータッチで喜びを噛み締めた大谷。驚いたデコピンがソファから逃げ出す様子も愛くるしく、中継画面に映し出されると日本のファンの間からも「デコちゃん、興奮している!」「おめでとうございます!」と祝福の声が次々と上がっている。
受賞が決まり、大谷は「MVPを獲りたいみたいなかんじでシーズンに入ってはいないので、本当にドジャースという新しいチームに来て、早くチームの一員として、ファンの人たちもそうですし、チームの人たちに認められたいなという思いで。特に前半戦はそういうかんじでやっていました」とコメント。
続けて「1番はワールドシリーズで勝てたことが1番目指していたところではあるので、本当に僕がチームを代表してもらった賞だと思っているので、また来年も引き続きチームみんなで頑張れるように、今リハビリをしているので、また復帰してシーズン頑張りたいと思っています」とドジャース移籍1年目での達成、目標としていたWS制覇が大きかったとした。
二刀流復帰も期待される来季についても「まずは復帰して、しっかりともう1度、さらに強くなったパフォーマンスっていうのを出して、自信を持ってマウンドに上がれるのがまず目標かなと思います」と力強く来季を見据えた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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