全米野球記者協会(BBWAA)は21日(日本時間22日)、記者投票で決めるMVPを発表。ナ・リーグはドジャースの大谷翔平選手が2年連続3度目、ア・リーグはアーロン・ジャッジ外野手が2年ぶり2度目の受賞を果たした。ともに満票での選出だった。…

 全米野球記者協会(BBWAA)は21日(日本時間22日)、記者投票で決めるMVPを発表。ナ・リーグはドジャースの大谷翔平選手が2年連続3度目、ア・リーグはアーロン・ジャッジ外野手が2年ぶり2度目の受賞を果たした。ともに満票での選出だった。

 受賞後の電話会見では「これだけ評価してもらえたのはうれしいし、励みになる」と語った大谷。超大型契約でのドジャース移籍1年目ということもあり「プレッシャーがかかる状況の中でどう結果を残していくか」がテーマだったという。

 前人未到の「50本塁打-50盗塁」を達成し、チームメートの信頼も得た。さらに目標としていたワールドシリーズ制覇を達成し「いい環境というか、いい関係性の中で1年間、結果を出して終われた」と語った。

 さらにポスティングシステムでのメジャー挑戦を目指す佐々木朗希投手について、ドジャースに勧誘は?という問いに「勧誘ということはないですね。去年は(WBCで)チームメートとしてやってきたので、由伸の時もそうでしたけど、シーズン中も特に関係なく。去年全員プレーした選手とは連絡を取ったりはしてるので。友達の1人として自然に話していた」と明かし、「彼の意見を尊重してますし、どこのチームを選んでも彼なら素晴らしい成績を残せると思う」と語った。