広島の野間峻祥外野手(31)が21日、不動のレギュラーをつかむため、“脱ゆとり”の覚悟をにじませた。新井監督はレギュラー争いに関して「横一線」を強調しており、「来年は出られるかも分からないですし、もっと危機感を持ってやらないといけない」と…
広島の野間峻祥外野手(31)が21日、不動のレギュラーをつかむため、“脱ゆとり”の覚悟をにじませた。新井監督はレギュラー争いに関して「横一線」を強調しており、「来年は出られるかも分からないですし、もっと危機感を持ってやらないといけない」ときっぱり。外野手の新外国人選手の基本合意も判明。さらなる進化が求められる中、今オフは肉体面で新たな取り組みを加速させている。
今季は2019年以来5年ぶりとなる、シーズン1軍完走。113試合に出場して打率・271、1本塁打28打点で自身2度目の規定打席に到達したが、野間自身に満足感はない。コンディションを考慮されての欠場が多々あり、「そこに気を使ってもらっているようではレギュラーとは言えない。そういうレッテルを自分で取っ払っていかないといけない」と足元を見つめた。
首脳陣に“ゆとり起用”をしてもらわないためには体の強靱化(きょうじんか)が必要不可欠。これまでは「邪魔になると思い、一切やらなかった」という胸部のウエートトレーニングを今オフは取り入れ、「もう一度体を強くしていこうと思う」と息巻いた。
この日はマツダスタジアムで調整。自身初となる2年連続の規定打席到達に向けても、体の中身から見つめ直していく。