「明治神宮野球大会・高校の部2回戦、敦賀気比11-5沖縄尚学」(21日、神宮球場) 阪神・田中秀太1軍内野守備走塁コーチの次男である沖縄尚学の田中彪斗(あやと)内野手(2年)が三塁ランナーコーチとして神宮大会の舞台に立った。初戦敗退となっ…

 「明治神宮野球大会・高校の部2回戦、敦賀気比11-5沖縄尚学」(21日、神宮球場)

 阪神・田中秀太1軍内野守備走塁コーチの次男である沖縄尚学の田中彪斗(あやと)内野手(2年)が三塁ランナーコーチとして神宮大会の舞台に立った。初戦敗退となったものの、来季から父の“主戦場”になる位置で奮闘。「神宮は人工芝で走りやすい。積極的に回していこうと思った」と役割を全うした。

 小学1年から野球を始め、父とは近くの公園でキャッチボールなどをして練習。「諦めない、投げ出さない、やり続けるって事を教わりました」と父の言葉を今も大切にする。兵庫県芦屋市出身で沖縄尚学の野球に憧れて入学。今年まで父が2軍コーチを務めており、阪神具志川キャンプにも足を運んだ。

 父と同じ右投げ左打ちの二塁手でレギュラーを目指す。「甲子園はずっとお父さんが立っていた舞台。試合で同じ舞台に立てるように」。父の本拠地で躍動するべく、鍛錬を積む。