日本ハムが21日、前楽天の清宮虎多朗投手(24)と育成選手契約を締結したと発表した。漢字表記は同じだが、育成で入団する「清宮」は「せいみや」で、侍ジャパンに選出されてプレミア12を戦っている清宮幸太郎内野手(25)は「きよみや」。同じ漢字で…

日本ハムが21日、前楽天の清宮虎多朗投手(24)と育成選手契約を締結したと発表した。漢字表記は同じだが、育成で入団する「清宮」は「せいみや」で、侍ジャパンに選出されてプレミア12を戦っている清宮幸太郎内野手(25)は「きよみや」。同じ漢字でも読み方が違う2選手が同一チームとなることで、ネット上でも話題になった。

日本ハムにはかつて、同姓同名の選手が存在し、球団関係者が頭を悩ませたことがある。2000安打を達成した“ミスターファイターズ”、田中幸雄が入団した85年のことだ。当時、チームにはすでに投手で同姓同名の田中幸雄が在籍しており、2人の身長差から、背の高かった投手田中を「おおゆき」、内野手の後輩を「こゆき」と呼んで分けていた。スコアボード表記は、先輩が「田中幸」、後輩は「田中雄」として区別され、初めて見る観客は戸惑っていたという。