<明治神宮大会:横浜2-0明徳義塾>◇高校の部◇準々決勝◇21日◇神宮横浜・織田翔希投手(1年)が全国大会デビューを2安打完封勝利で飾った。140キロ台中盤に届く直球を丹念にコーナーに集めながら、明徳義塾打線を球威で押し続けた。「徹底力がす…
<明治神宮大会:横浜2-0明徳義塾>◇高校の部◇準々決勝◇21日◇神宮
横浜・織田翔希投手(1年)が全国大会デビューを2安打完封勝利で飾った。
140キロ台中盤に届く直球を丹念にコーナーに集めながら、明徳義塾打線を球威で押し続けた。「徹底力がすごい」という印象を持っていた相手に、3回には先頭打者に二塁打を許したものの、味方の好守もあって無失点に。二塁を踏ませたのはその一度きりで、126球で四国王者を圧倒した。
試合後には「投げきることが課題だったので、そこ(完投)は監督とも約束して。監督との約束を果たせて、また次ここで試合ができるっていうことでうれしかったです」と勝利の余韻を感じていた。
福岡・北九州市出身ながらOBの松坂大輔氏(44)に憧れ、横浜へ。その松坂氏でさえ記録しなかった神宮大会の完封を、見事にやってのけた。