巨人の山崎伊織投手(26)が21日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3900万増の9000万円(金額は推定)で更改。「しっかりと評価していただいた。来年がまた勝負だと思うので頑張りたいと思います」と前を向いた。 4年目の今季…
巨人の山崎伊織投手(26)が21日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3900万増の9000万円(金額は推定)で更改。「しっかりと評価していただいた。来年がまた勝負だと思うので頑張りたいと思います」と前を向いた。
4年目の今季は開幕ローテ入りすると、主に週頭の火曜日登板を任され前半戦は15試合で7勝2敗、防御率1・67と好成績を残した。球宴にも初選出された一方、後半に入ると安定感を欠く投球が増え、9月には不振により2軍再調整を経験。それでも阿部監督、杉内投手チーフコーチらが「伊織を勝たせたい」と、シーズン最終戦に起用し2年連続の2桁勝利を記録した。
今季は24試合の登板で10勝6敗、防御率2・81。シーズンを振り返る中で「リーグ優勝は初めてだったんですが、後半にあまり勝てず心から喜べたかと言えば、ふがいない自分もいました」とし、「日本シリーズにも行けず終わってしまった。優勝はしたものの、昨年より悔しい思いが強いシーズンだったなと思います」と唇をかんだ。
その上で来季に向けて「目標って何でも言えると思うんですけど、言ったからには責任が出ると思います。そこも踏まえて、自分的には開幕投手をやりたいなと思っています」と宣言。「全員が全員、戸郷だろうと思っていると思います。言ったからには責任も出る。ここで言うことでもアピールになると思うので、山崎伊織もいるぞと思ってもらえるように頑張りたいです」と、初の大役を狙う覚悟を堂々と語った。