巨人の近藤大亮投手(33)が21日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、700万減の3500万円(金額は推定)で更改。球団の契約更新に「感謝の言葉を言って終わりました」と頭を下げた右腕は、来季に向けて「この素晴らしい投手陣の中、…

 巨人の近藤大亮投手(33)が21日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、700万減の3500万円(金額は推定)で更改。球団の契約更新に「感謝の言葉を言って終わりました」と頭を下げた右腕は、来季に向けて「この素晴らしい投手陣の中、どう食い込むか、どう見返すか。それしか考えていない」と再起を誓った。

 昨年11月にオリックスからトレードで加入。中継ぎの勝ちパターンとして期待された移籍1年目の今季は、2月のキャンプでアピールできず開幕を2軍で迎えた。イースタンでは44試合に登板し3勝2敗、3セーブ。防御率3・54の成績を残したが、1軍に呼ばれることなくシーズンを終えた。

 「1軍で投げることができなかった…本当にそれだけですね。悔しいという言葉じゃ表現できないような1年でした」

 厳しい表情で今シーズンを振り返った右腕だが、今オフは広島の施設でトレーニングに励む予定。「朝から晩まで野球漬けというか。本当に今年は技術不足を痛恨したので、それを補うじゃないですけど、しっかりとボールを投げ続けて技術アップをしていきたいです」と、来季に向けた覚悟を口にした。