「ラグザス presents WBSCプレミア12」で大会連覇を目指す侍ジャパンが20日、2次リーグ初戦となる21日の米国戦に向けて東京ドームで前日練習を行った。キューバ戦での死球の影響が心配されている辰己涼介外野手は全快を宣言し、大暴れ…

 「ラグザス presents WBSCプレミア12」で大会連覇を目指す侍ジャパンが20日、2次リーグ初戦となる21日の米国戦に向けて東京ドームで前日練習を行った。キューバ戦での死球の影響が心配されている辰己涼介外野手は全快を宣言し、大暴れを予告した。

 辰己はこの日、全体練習に参加。1次リーグの17日・キューバ戦の八回にモイネロから右肘に死球を受けて途中交代しており、翌日のドミニカ共和国戦は欠場していたが、「モイネロが当ててくれたので良いスイッチが入りました」と真顔で言った。

 21日からは米国、ベネズエラ、台湾との2次リーグが始まる。21日の米国戦を前に、「ここからですね。ここからは真剣に行きますよ。(ここまでは)真剣ではないですよ。遊んでました笑」と辰己節を軽快に響かせる余裕も見せた。

 ここまでは主に3番で起用されながら、大会打率・133。数字には結びついていない状況ではあるが、「状態はずっと良い感じですね」と強調し、今後の活躍に関しては「神様が決めることなので、神様が暴れさせてくれたら暴れるやろうし、神様次第。僕は神様に好かれているので暴れると思います」と予告した。

 重圧のかかる試合を前に「こういう舞台がでかくなればなるほど、思考的にも降ってくることがよくあるので、時の流れに身を任せて、思い切り楽しみたい」と話した。