◆大相撲 ▽九州場所11日目(20日・福岡国際センター) 関脇・霧島(音羽山)が5勝目を挙げた。東前頭5枚目・翔猿(追手風)の右腕を手繰って、相手の体勢が崩れたところを一気に押し出し。「立ち合いしっかり当たれて、自分の相撲が取れた」と振り返…

◆大相撲 ▽九州場所11日目(20日・福岡国際センター)

 関脇・霧島(音羽山)が5勝目を挙げた。東前頭5枚目・翔猿(追手風)の右腕を手繰って、相手の体勢が崩れたところを一気に押し出し。「立ち合いしっかり当たれて、自分の相撲が取れた」と振り返った。

 大関から関脇に落ちた名古屋場所は8勝、秋場所は12勝。今場所13勝以上を挙げれば、大関昇進目安とされる「三役で直近3場所33勝」に届く中、まさかの5連敗スタート。それでも5勝6敗まで星を戻してきた。師匠の音羽山親方(元横綱・鶴竜)からは「勝ちたい気持ちで硬くなっている。勝ち負けは気にせず、自分の相撲を取りなさい」とアドバイスを受けたという。

 残り4番へ向けては「一番一番勝負で自分らしい相撲を取りたい」と意気込んだ。