巨人からメジャー移籍を目指す菅野。(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext 海外FA権を取得して巨人からメジャーに挑戦する菅野智之について、米メディアが移籍先を報じた。 米誌『Sports Illustrated』は…

巨人からメジャー移籍を目指す菅野。(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext

 海外FA権を取得して巨人からメジャーに挑戦する菅野智之について、米メディアが移籍先を報じた。

 米誌『Sports Illustrated』は「ロサンゼルス・エンゼルスがトモユキ・スガノに興味を示していると報じられた」と伝えている。

【関連記事】「短期契約しか結べそうにない」巨人・菅野智之を「NPBで最も成功している現役投手の一人」と評価も“不安材料”を指摘

 同誌は、米放送局『MLB Network』のジョン・モロシ氏が「トモユキ・スガノを注意深く見ている球団のひとつは、ロサンゼルス・エンゼルスだ」と語ったことを紹介し、「エンゼルスは今月初めにシカゴ・カブスのベテラン投手カイル・ヘンドリックスをすでに先発ローテーションに加えているが、それだけにとどまりそうにない」と報じている。

 そして、先発1、2番手にホセ・ソリアーノとタイラー・アンダーソン、その他は生え抜きの有望株であるジャック・コチャノビッツに加え、リード・デトマースかケイデン・ダナが見込まれるという見解を示した。

 だが、エンゼルスが「実績のない投手にそれほど頼りたくないのであれば、スガノは魅力的な選択肢となるだろう」と記した。

 また、モロシ氏は菅野のことを、かつてヤンキースなどで活躍した黒田博樹と比較しているようで、「彼(クロダ)を覚えているだろうか?私はトモユキ・スガノにクロダの面影を見るよ」と語ったという。

 同誌は、黒田がドジャースで4シーズン、ヤンキースで3シーズンを過ごし、79勝79敗、防御率3.45の成績を残したことを紹介。「もしスガノがそのような活躍を再現できるなら、エンゼルスは間違いなく喜んで彼を獲得するだろう」と推察した。果たして35歳の右腕はエンゼルスが獲得するのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】米球界で声価が高まる菅野智之 セ界制覇を“置き土産”にした巨人エースは1年16億円が妥当?「ササキより現実的な選択肢」

【関連記事】「フォードは間違いなく打つ」移籍市場、助っ人野手の目玉に? DeNA32歳内野手が人気急騰の理由 球界OBも着目する「セ・パ6球団」

【関連記事】【巨人】虎の主砲、大山悠輔を獲得調査報道 禁断のTG移籍は実現するか 「本気度」と「実行例」とは