日本は”妨害”に遭いながらもアウェーで勝点3を手にした(C)Getty Images サッカー日本代表は11月19日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第6節で中国代表と対戦。アウェーでの一戦で3-1と勝利し本大…
日本は”妨害”に遭いながらもアウェーで勝点3を手にした(C)Getty Images
サッカー日本代表は11月19日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第6節で中国代表と対戦。アウェーでの一戦で3-1と勝利し本大会出場へ王手をかけたが、この試合で敗れた中国サポーターのマナー違反に注目が集まっている。
【動画】後半立ち上がりにまさかの失点…日本の課題が見えた中国戦の失点シーンを振り返る
試合前、現地サポーターが日本の国歌斉唱時にブーイングを浴びせると、試合中には日本のGK鈴木彩艶に対してレーザーポインターを当てる妨害行為。さらには、前半途中に観客がピッチ内に乱入して試合が一時中断するなど悪質な行為を連発。応援の域を超えたマナー違反が目立った。
中国サポーターの行動に対し、韓国メディア『エクスポーツニュース』は「中国サッカーが実力はもちろんマナーでも日本に負けた」と厳しく批判。加えて、「試合前の日本の国歌斉唱中、中国の観客がブーイングを浴びせ、物議を醸した。中国ファンの行動はワールドカップ3次予選にふさわしい観戦態度ではなかった」とバッサリ切り捨てた。
さらに、同メディアは中国代表の悪質なプレーにも注目。「中国の選手たちはスキルの差を克服する方法として“カンフーサッカー”を考案した。日本の選手たちに向かって荒くて危険なプレーで脅した。しかし競技力と結果は完敗だった」と伝えた。
同メディアによると、森保一監督は試合後に「サポーターの皆さんが熱く戦う姿は尊重するが、選手たちはルールの下、フェアプレーをしている」と語り「お互いへの尊重という意味でも、国歌斉唱の時はブーイングはやめてほしい」と話したという。
熱い戦いに水を差す現地サポーターのマナー違反。試合内容はもちろん、思わぬ形で注目を集める一戦となった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】【11月シリーズ検証】中国戦の失点が示す森保ジャパンの「大きな課題」 ウイングハーフと3バックの連係に”綻び”が生まれた理由とは
【関連記事】「衝撃的なオファーを準備中」リバプールが“即戦力”として久保建英の獲得に動く!? 126億円提示と現地報「バスクのクラブが断るのは困難」
【関連記事】メッシのファンは“入場禁止” アルゼンチンと対戦するパラグアイがW杯予選で異例措置 一部では波紋も「アンチ・メッシな対策」