T・ヘルナンデスのQO拒否に「ここから本格的に交渉開始」 メジャーリーグ選手会は19日(日本時間20日)、ドジャースからFAになっているテオスカー・ヘルナンデス外野手が、クオリファイング・オファー(QO)を拒否したと正式に発表した。来季の規…
T・ヘルナンデスのQO拒否に「ここから本格的に交渉開始」
メジャーリーグ選手会は19日(日本時間20日)、ドジャースからFAになっているテオスカー・ヘルナンデス外野手が、クオリファイング・オファー(QO)を拒否したと正式に発表した。来季の規定条件は単年2100万ドル(約32億4800万円)で、東部時間の19日午後4時(同20日午前6時)が返答期限だった。
T・ヘルナンデスは昨オフに1年2350万ドル(約36億円)でドジャースに加入し、今季は154試合に出場して打率.272、33本塁打、99打点をマークした。ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン両内野手ら主力が離脱した中、勝負強い打撃を披露してチームを救った。
地区シリーズでは打率.333、2本塁打、OPS1.067。ワールドシリーズでも打率.350、OPS.931の活躍で世界一に貢献。大谷翔平投手とも仲が良く、ベンチで笑顔を見せるシーンも目立っていた。
T・ヘルナンデスのQO拒否にファンは「若きスーパースター外野手のソトの動向次第、個人的には残留して欲しいですね」「印象に残るのは、オールスターのHR競争とWSでスタントンを補殺した150キロ超の返球です」などの声が上がった。
さらには「大谷とも仲良しでムードメーカーのテオは残留して欲しい」「QO拒否=交渉決裂じゃない」「ここから本格的に交渉開始やで」などの反応も見られた。32歳のT・ヘルナンデスはシーズン中から残留を熱望し、複数年契約を望んでいるとされる。QO拒否は既定路線で、今後はドジャース含め複数球団と交渉の場を持ち交渉すると見られる。
2012年にスタートしたQOは、FA選手がメジャー上位125選手の平均となる年俸で今季所属球団と1年契約する制度。QOを受諾した選手が他球団移籍した場合は、契約規模に応じてドラフト指名権が補償される。(Full-Count編集部)