◆大相撲九州場所11日目(20日・福岡国際センター) 1敗で首位タイの西十両14枚目・欧勝海(鳴戸)が休場した。対戦相手の同6枚目・紫雷(木瀬)が不戦勝となる。欧勝海は初日から9連勝。10日目に1敗の同・剣翔(追手風)に敗れ、トップに並ばれ…
◆大相撲九州場所11日目(20日・福岡国際センター)
1敗で首位タイの西十両14枚目・欧勝海(鳴戸)が休場した。対戦相手の同6枚目・紫雷(木瀬)が不戦勝となる。欧勝海は初日から9連勝。10日目に1敗の同・剣翔(追手風)に敗れ、トップに並ばれていた。今場所は左肩などにテーピングを巻いて土俵に上がっていた。9連勝した9日目の取組後には「あまり考えずにいきたい」と前を向いていた。
新大関・大の里(二所ノ関)と同じ石川・津幡町出身。秋場所千秋楽の大の里の優勝パレードでは旗手を務めた。秋場所後には新潟・海洋高に大の里とともに“帰省”し、欧勝海、大の里ら同高OBの写真が載ったえちごトキめき鉄道の「ラッピング列車」がお披露目式にも立ち合い刺激を受けていた。先場所は西十両14枚目で負け越しながらも、幕下転落は免れた。「なんとか残れたので、頑張ろう」と気合を入れてV争いしていただけに無念の休場になった。