全米野球記者協会(BBWAA)は19日(日本時間20日)、最優秀監督賞を発表し、ナ・リーグはブルワーズのパット・マーフィー監督、ア・リーグはガーディアンズのスティーブン・ボート監督が選出された。 メジャー経験のないマーフィー監督は大学の監…

 全米野球記者協会(BBWAA)は19日(日本時間20日)、最優秀監督賞を発表し、ナ・リーグはブルワーズのパット・マーフィー監督、ア・リーグはガーディアンズのスティーブン・ボート監督が選出された。

 メジャー経験のないマーフィー監督は大学の監督をへてメジャーのコーチを歴任。監督は15年にパドレスで96試合を指揮しただけで、実質メジャー監督1年目の今季は93勝69敗で2年連続となる地区優勝を成し遂げた。

 元捕手で現役引退からわずか2年でメジャー球団の監督に就任したボート監督は前年76勝86敗で地区3位に沈んだチームを率い、92勝69敗で2年ぶり地区優勝に導いた。

 最優秀監督賞は全米15支部からランダムに選出された記者2人、計30人が3名連記で1位5点、2位3点、3位1点を選び、合計点で決定する。

 選出された2監督はいずれも27人から1位票を集めて圧勝。ナ・リーグ西地区3連覇、4年ぶりのワールドシリーズ制覇を達成したドジャースのロバーツ監督は3位票3人で7位だった。

▽ナ・リーグ最優秀監督賞投票上位5人

1位マーフィー(ブルワーズ)144点(1位票27、2位票3)

2位シルト(パドレス)70点(1位票1、2位票19、3位票8)

3位メンドーサ(メッツ)35点(1位票1、2位票6、3位票12)

4位ロブロ(ダイヤモンドバックス)8点(2位票2、3位票2)

5位トムソン(フィリーズ)5点(1位票1)

7位ロバーツ(ドジャース)3点(3位票3)

▽ア・リーグ最優秀監督賞投票上位5人

1位ボート(ガーディアンズ)142点(1位票27、2位票2、3位票1)

2位クアトラロ(ロイヤルズ)73点(1位票2、2位票19、3位票6)

3位ヒンチ(タイガース)41点(1位票1、2位票6、3位票18)

4位エスパダ(アストロズ)6点(2位票1、3位票3)

5位ブーン(ヤンキース)3点(2位票1)