全米野球記者協会は19日(日本時間20日)、今季の最優秀監督賞を発表し、ア・リーグはガーディアンズのスティーブン・ボート監督(40)、ナ・リーグはブルワーズのパット・マーフィー監督(65)がそれぞれ就任1年目で初選出された。ボート監督は20…

全米野球記者協会は19日(日本時間20日)、今季の最優秀監督賞を発表し、ア・リーグはガーディアンズのスティーブン・ボート監督(40)、ナ・リーグはブルワーズのパット・マーフィー監督(65)がそれぞれ就任1年目で初選出された。

ボート監督は2022年までアスレチックスなどで捕手として活躍し、23年にマリナーズでコーチを務めた後、今季ガーディアンズで始めて監督に就任。1年目で92勝69敗の好成績で2年振りの中地区優勝とポストシーズン進出を果たした。投票では、タイガースのA・J・ヒンチ監督、ロイヤルズのマット・クアトラロ監督を含めた最終候補3人の中から、1位票27を獲得し142ポイントを獲得し選出。2位のクアトラロ監督とは69ポイント差だった。

マーフィー監督は就任1年目の今季、93勝69敗でチームを2年連続ナ・リーグ中地区優勝に導いた。投票ではメッツのカルロス・メンドサ監督、パドレスのマイク・シルト監督の最終候補3人の中から1位票27を獲得し144ポイントで選出された。2位のシルト監督とは74ポイント差だった。ワールドシリーズ制覇を果たしたドジャースのデーブ・ロバーツ監督は3位票3の3ポイントで7位だった。