◆報知新聞大阪発刊 60周年記念 報知女子アマチュア ゴルフ選手権2024 第1日(19日午前7時30分スタート、兵庫・新宝塚CC、参加98人=うち1人棄権=、くもり、風やや強) 報知新聞の大阪発刊60周年を記念して開催され、コースメンバー…

◆報知新聞大阪発刊 60周年記念 報知女子アマチュア ゴルフ選手権2024 第1日(19日午前7時30分スタート、兵庫・新宝塚CC、参加98人=うち1人棄権=、くもり、風やや強)

 報知新聞の大阪発刊60周年を記念して開催され、コースメンバーとして出場した吉本奈緒美(新宝塚CC)が1バーディー、7ボギーの78で回り、6オーバーの3位で初日を終えた。北海道から参加した高橋直子(釧路CC)は15オーバーの34位。吉岡ひかる(有馬CC)が4バーディー、4ボギーのイーブンパー72で首位発進を決めた。

 吉本が出場している開催コースの代表4選手中、最高となる3位で滑り出した。午前はイーブンパーで回り「1メートル級のパターが入ったり、朝はイン(10番)から(スタート)で良かった」とグリーン上に手応え。しかし「午後はいいところなし」と話す1番からの後半9ホールを反省し、最終日の順位アップを見据えた。

 新宝塚CCは毎月2度ほど回るという。「スコアは30台で回ること。アウト(1~9番)は距離が長いので、インで我慢すること」と、押さえるべきポイントはもちろん熟知。ところが、この日は強い風の影響もあり「2番ホールで(入会して)初めて刻んだ」。この日初ボギーを記録すると、後半は「42」と苦戦した。

 とはいえ、首位の吉岡とは6打差で初代女王は射程圏内だ。「きょうは苦しみながらのゴルフになった。あしたはもっと伸び伸びとやりたい」。自然体のゴルフで虎視たんたんと逆転Vを狙う。(森口 登生)