11月19日、サッカー日本代表が中国代表と対戦した。この試合後に見られた、白熱した議論の瞬間が話題になっている。 この試合で、森保一監督が動いた。ここまでの2026FIFAワールドカップアジア最終予選の5試合でメンバーを固定して戦ってきた…

 11月19日、サッカー日本代表が中国代表と対戦した。この試合後に見られた、白熱した議論の瞬間が話題になっている。

 この試合で、森保一監督が動いた。ここまでの2026FIFAワールドカップアジア最終予選の5試合でメンバーを固定して戦ってきたが、この試合ではインドネシア戦から5選手を変更。システムは同じだったが、先発メンバーを大きく替えて挑んだ。
 その一人が田中碧。ここまでのダブルボランチは守田英正遠藤航が組んでいたが、遠藤がコンディション不良で欠場を余儀なくされたオーストラリア代表戦以来の先発に。今回は主将・遠藤航とのコンビで森保ジャパンを勝利に導いた。
 その試合後、ピッチ横で田中は名波浩コーチと会話。身振り手振りから試合についての議論をしていることは明白で、すぐに意思疎通を図っていることが分かった。
 また直後には、南野拓実とホワイトボードを使って議論。磁石を動かしながら対話を重ね、そこに名波コーチ、さらには長谷部誠コーチも混じって会話を深めた。

■「試合後の白熱した議論イイ」

 この場面を記者がエックス(旧ツイッター)のアカウントで紹介すると、以下のような声が上がった。
「試合後もすぐ守田のところに話に行ってたり学びを止めない田中碧が大好きだしいつまでも変わらずに自分に矢印を向けて追い求め続けてくれ」
「試合直後、ロッカールームに戻るよりも前にホワイトボードで試合を振り返ったりしているのって、現地に行かないと知り得ない」
「試合後の白熱した議論イイ」
 この試合で、日本代表は3-1で勝利。W杯出場に王手をかけることとなった。
 早ければ来年3月に出場が決まることとなり、6月の試合では新たなメンバーや組み合わせを試すことができるようになる。遠藤&守田という壁は高いが、田中の先発奪取への探求はまだまだ続く。

いま一番読まれている記事を読む