阪神・藤川球児新監督(44)が19日、オフシーズンの過ごし方を説き、「よく遊んでください」と呼びかけた。「契約期間外なので、僕たちからは何も言えない。どうぞご自由に」というスタンスを前提にして「よく働いてよく遊ぶ。ケガとかは気をつけてほし…
阪神・藤川球児新監督(44)が19日、オフシーズンの過ごし方を説き、「よく遊んでください」と呼びかけた。「契約期間外なので、僕たちからは何も言えない。どうぞご自由に」というスタンスを前提にして「よく働いてよく遊ぶ。ケガとかは気をつけてほしいけど、よく遊んで知見を広げてほしいね」。メリハリを付けた日々を送り、“遊び”の中から、視野を広げることを求めた。
「阪神タイガースでプレーするというのはシーズン中、非常にストレスがのしかかってくる仕事ですからね」。12球団屈指の人気を誇る阪神は注目度が高く、シーズン中に心休まる暇はない。タテジマでプレーする過酷さを知るだけに「そこで対応するためには自分の視野を広げるというのはすごく重要」と力説する。
選手だけでなく、家族の幸せを願うのも球児流だ。「楽しそうだなって見せる方が家族も安心すると思う。昔は『何遊んでるんだ』って言ってましたけど、ホントは逆だから」。藤川監督から見て「今の選手はマジメ」という。思い詰める必要はない。オンとオフを切り替え、来季につなげてほしいと願った。