◆2026年北中米W杯アジア最終予選▽第6戦 中国1―3日本(19日、中国・アモイ) 日本は中国を3―1で下し、年内最終戦を勝利で締めくくった。前半にセットプレーから2点を奪い、後半にもFW小川航基がこの日2点目を挙げた。* * * 途…
◆2026年北中米W杯アジア最終予選▽第6戦 中国1―3日本(19日、中国・アモイ)
日本は中国を3―1で下し、年内最終戦を勝利で締めくくった。前半にセットプレーから2点を奪い、後半にもFW小川航基がこの日2点目を挙げた。
* * *
途中出場したMF鎌田大地が別格の存在感を示した。
後半19分に投入され、シャドーの位置に入ると、日本はボールの動きが活性化。ポジショニング1つで相手を惑わせ、味方をイキイキとさせた。
「守備の部分でボールを落ち着かせることを言われた。相手も疲れていて、前半みたいにプレッシャーもこれていなかった」と謙遜したがFW古橋亨梧への鋭い縦パスなど、攻撃面で良さを発揮。MF守田英正欠場の影響が出ていたピッチで、日本に主導権をもたらした。
これで年内の代表活動は終了。次は3月まで時間が空くため、今後しばらくは所属のクリスタルパレスでのプレーに集中していくことになる。鎌田は「最終予選がここまでうまくいっているのは、チームみんなの努力のたまものだと思う。これが当たり前じゃないと理解しないといけなくて、まだW杯出場も決まっていない」と気を引き締め「油断せずに、次の代表まで時間が空くので、自チームで頑張らないといけないし、一人ひとりレベルアップできるようにやっていきたい」と意気込んだ。