「競輪祭・G1」(19日、小倉) 10月の世界選手権(デンマーク)でメダルを獲得した佐藤水菜(神奈川)、山崎賢人(長崎)、窪木一茂(福島)、太田海也(岡山)、小原佑太(青森)の栄誉をたたえて支援競輪の収益から拠出された報奨金が授与された。…

 「競輪祭・G1」(19日、小倉)

 10月の世界選手権(デンマーク)でメダルを獲得した佐藤水菜(神奈川)、山崎賢人(長崎)、窪木一茂(福島)、太田海也(岡山)、小原佑太(青森)の栄誉をたたえて支援競輪の収益から拠出された報奨金が授与された。女子で初のケイリン金メダル、スプリントで銅メダルを獲得し、計800万円を受け取り「世界選手権で優勝できてうれしい。来年も王者になれるように」と喜びを語った。

 男子では1987年の本田晴美(デイリースポーツ評論家)以来、37年ぶりのケイリン金メダルを獲得した山崎は500万を授与され「みなさんの応援のおかげでメダルを獲得できた。競技と日本の競輪を感謝の気持ちを持って走る」と今後の活躍を誓った。

 スクラッチで金メダルの窪木は「世界一になれると思っていなかった。うれしく思います」とコメント。スプリントとチームスプリントの2種目で銅メダルを獲得した太田には420万円が授与。「オリンピックで悔しい思いをした。世界選手権でメダルを取れて少し気が晴れた」と語った。チームスプリントで銅メダルの小原には120万円が授与され「(太田)海也君とメダルが取れて一安心。もっとメダルが取れるように」と語り、場内のファンから多くの祝福の声を受けた。