ヴィッセル神戸の元日本代表FW大迫勇也(34)が、23日のガンバ大阪との天皇杯決勝(国立)で先発復帰することが19日、濃厚となった。この日、神戸市内で公開された練習に、ミニゲームを含めてフルメニューに参加。居残りでシュート練習も行い、完全復…

ヴィッセル神戸の元日本代表FW大迫勇也(34)が、23日のガンバ大阪との天皇杯決勝(国立)で先発復帰することが19日、濃厚となった。

この日、神戸市内で公開された練習に、ミニゲームを含めてフルメニューに参加。居残りでシュート練習も行い、完全復調をアピール。取材には「(コメントせずに)ごめんなさい。頑張りますので」と対応しただけだったが、表情は晴れやかだった。

今季ここまで34試合11得点の大迫は直近のリーグ戦、11日の東京ヴェルディ戦で今季2度目のベンチ外。体調面が不安視されたが、既に先週末には本格的に練習復帰していたようだ。

同じく東京V戦を欠場したDF酒井高徳(33)も合流しており、2人そろって先発復帰できれば心強い。

吉田孝行監督(47)は「今のところ順調に回復し、いい状況。(間に合う手応えは)ある」と、2人の復帰に前向き。

神戸は天皇杯で5大会ぶり2度目の優勝を狙い、残り2試合で首位に立つリーグ戦では次節で2連覇が決まる可能性もある。アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)を含めれば、3冠獲得を狙える位置にいる。