プロボクシングの大橋ジムは19日、2025年1月14日、東京・後楽園ホールで行われる「PHOENIX BATTLE127 & ふじの国PROFESSIONAL BOXING6」の対戦カードを発表。メインイベントのスーパーフェザー級(58・…

 プロボクシングの大橋ジムは19日、2025年1月14日、東京・後楽園ホールで行われる「PHOENIX BATTLE127 & ふじの国PROFESSIONAL BOXING6」の対戦カードを発表。メインイベントのスーパーフェザー級(58・9キロ以下)8回戦では東洋太平洋同級15位・大畑俊平(駿河男児)がカルーン・ジャルピアンラード(タイ)と対戦する。大畑は2023年10月にプロデビュー。アマチュア時代は高校総体3位、全日本選手権ライト級準優勝など29勝(5KO・RSC)13敗の戦績を残している。現在、日本スーパーフェザー級13位。ジャルピアンラードは2016年9月、ペッチバンボーン・ゴーキャットジムのリングネームで、現世界4団体スーパーバンタム級(55・3キロ以下)統一王者で、当時WBO世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)王者だった井上尚弥(大橋)に挑戦して10回KO負けしている。

 戦績は24歳の大畑が3勝(2KO)1敗、39歳のジャルピアンラードは55勝(29KO)15敗。

 セミファイナルでは田中湧也(大橋、3勝2KO1敗)が山口友士(三迫、2戦2勝)とバンタム級(53・5キロ以下)8回戦を戦う。

 前戦で体重超過し、6か月の資格停止処分を受けていた木村蓮太朗(駿河男児)が復帰。契約体重59・5キロ(ライト級相当)のノンタイトル8回戦で竹本雄利(クラトキ)と対戦する。木村は日本フェザー級(57・1キロ以下)1位だった今年5月、ジェス・レイ・ワミナル(フィリピン)と契約体重58・0キロで8回戦を戦ったが、前日計量で1・5キロのオーバーとなった。相手も300グラム超過。当日計量をクリアして試合は行われ、木村が初回KO勝ちしたが、その後、日本ボクシングコミッションから6か月のライセンス停止処分を受けた。

 木村は東洋大の元主将で、アマチュア戦績は72勝(26KO)16敗。3冠の実績をひっさげ、2020年7月にプロデビューした。戦績は27歳の木村が8勝(4KO)1敗、28歳の竹本が9勝(5KO)3敗1分け。

 試合はフジテレビで録画中継、FODで生配信される。