バーンズは2021年にCY賞…4年連続で2桁勝利を継続中 このオフのFA市場で最大の大物とされているが、ヤンキースからFAとなったフアン・ソト外野手。一方で投手では、2021年にサイ・ヤング賞を手にした30歳のコービン・バーン…
バーンズは2021年にCY賞…4年連続で2桁勝利を継続中
このオフのFA市場で最大の大物とされているが、ヤンキースからFAとなったフアン・ソト外野手。一方で投手では、2021年にサイ・ヤング賞を手にした30歳のコービン・バーンズが米メディアの各媒体でトップ評価を受けている。今季世界一を果たしたドジャースは、バーンズの争奪戦にも参加しているようだ。
米スポーツ局「MLBネットワーク」は18日(日本時間19日)、X(旧ツイッター)に映像を投稿。同放送局のジョン・モロシ記者がゲスト出演し、司会を務めるローレン・シェハディさんから「コービン・バーンズが(移籍先を)2チームに絞ったと噂されていますが、まだその段階には至っていないのでしょうか?」と問われ、バーンズの最新動向について言及した。
「オリオールズとドジャースは他球団と比べて(争奪戦に)リードをしていると思います。でも、直近12時間で聞いた関係者の話だと『まだ何も決まっていることはない』と話していました。まだ、多くのチームが彼に関心を寄せています」とモロシ氏。そして、「フアン・ソトの契約(状況)が影響することはないでしょう。なぜなら、(金満球団の)メッツがソト争奪戦に大きな影響を及ぼすと思いますが、バーンズにはあまり関心を寄せていないからです。確かにオリオールズとドジャースがリードしていると思いますが、2チームだけの獲得レースではありません」と締めくくった。
オリオールズとの再契約が濃厚と見る声が多い中、先発投手陣の層が薄いドジャースも触手を伸ばしている。このオフにはジャック・フラハティ、ウォーカー・ビューラー、クレイトン・カーショーがFAに。また、ギャビン・ストーンも故障で開幕の出遅れが濃厚。エース格のタイラー・グラスノーもシーズン終盤は投げられず、軸となる先発は山本由伸の1人だけとなっている。
その点、2022年に202イニング、2年連続で193投球回以上のバーンズは、実力はもちろん稼働面でもフィットする。果たしてドジャースは、4年連続2桁勝利中の実力派右腕の争奪戦を制するのだろうか。(Full-Count編集部)