バレーボール女子のSAGA久光スプリングスは16、17日、ホームのSAGAアリーナ(佐賀市)で、新たな「大同生命SVリーグ」の公式戦を初開催した。岡山シーガルズに連勝し、「SAGA」を新たにチーム名に加えた今季、地元で好発進した。 16日…

 バレーボール女子のSAGA久光スプリングスは16、17日、ホームのSAGAアリーナ(佐賀市)で、新たな「大同生命SVリーグ」の公式戦を初開催した。岡山シーガルズに連勝し、「SAGA」を新たにチーム名に加えた今季、地元で好発進した。

 16日は2700人余り、17日は2600人を超える観客が訪れ、声援を送った。パリ五輪日本代表の荒木彩花選手(23)は「初めての佐賀でのホームゲームで、2勝できたことはよかった」と笑顔をみせた。粘りが身上の岡山を2試合ともストレートで破り、栄絵里香主将(33)は「長いリーグを戦っていく上で、フルセットを戦うことが多い中、2日間、3―0で勝ち切れた」と振り返った。

 通算7勝5敗となり、14チーム中7位につける。酒井新悟監督は「たくさんの方に来てもらって後押しを感じた」と感謝を口にした。11月30日と12月1日は新設された長崎市のハピネスアリーナで初めてホーム試合を行う。「佐賀からもたくさんの人に来てもらいたい」(森田博志)